大規模通信障害
大規模通信障害が発生し30時間以上経過しましたが昼ごろの時点では完全復旧していませんでした。そのときトップの会見がYouTubeライブ行われており、ちょうど移動中でしたのでタイミングよく視聴できた次第です。
アプリでは、記者会見が始まるタイミングで通知が来るのでリアルタイムで情報をつかむことが可能。気になるニュースを追いかけるときは重宝します。
KDDI通信障害、復旧に遅れ 物流・ATMなど影響:日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC0228M0S2A700C2000000/
こうした緊急の記者会見は見るようにしています。危機対応の事例を増やすためです。企業経営では避けられないことが発生するのは当たり前であり、ゼロになることはありません。そのため、危機対応能力が緊急時には問われると思います。
docomo回線とソフトバンク回線
出張中でもオンライン配信をする機会が当たり前になりました。会場を借りる場合はWi-Fiがありますが速度が遅い場合があるので信用できません。
オンライン配信は有線のLANケーブルを使用するのが基本です。しかし、LANケーブルを用いて配信できるときは限られます。なのでスマホのテザリングの準備は欠かせません。しかもひとつの回線では万が一のときに対応できないので2回線確保しています。今はdocomo回線とソフトバンク回線。今回の通信障害が出たKDDI(au)は持っていませんでしたが、2回線あることが重要だと考えています。
今回の大規模通信障害は自分の身にも降りかかることなので注意深く見ていました。1日以上も通信障害が発生すると仕事にも大きな影響が出ます。今回は、週末だったので影響は少なかったようですが、原因は知りたいところです。
まとめ
大企業のBCP内容を見ればわかりますが、役員クラスは衛星電話を持っています。地方自治体だとトップの方も衛星電話を確保しています。社有車に搭載している場合もあります。そこまでして通信環境の確保している。通信を重要視しているのです。
緊急時に瞬時に状況を把握したい。そのためには電話連絡は不可欠。今回の障害は通話障害だけのエリアもありデータ通信はできたようです。そのためLINEが使えたそうです。LINE電話では会話ができていました。LINE電話が通話回線が使えないときのバックアップ回線になったということです。
通信障害は定期的に発生するようになりました。以前ほどの信頼性はありません。そうであるならば、2倍の確保(2回線の確保)を考えておくことは無駄ではないと思っています。経営層の方は必須事項だと感じます。
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ビジネスリーダーのためのWeb Magazine ファースト・ジャッジ:4,920投稿目 fjコンサルタンツ藤原毅芳執筆