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全体は減少しているが部分的には減らしていない日本

ようやく減少へ

何が減少し始めたのか。それは、「世界の通貨供給量」についてです。世界のマネーと呼ばれることもあります。各国が供給している通貨の総量がピークを迎え、減少し始めた。

2015年の世界通貨供給量を100とすると現在は480まで増加。7年間で4.8倍になりますが、この3年間は急増しており、3年前と比較すると約3倍に増えています。

世界のマネー、3年ぶりに減少 株式や商品に逆風

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB189AJ0Y2A810C2000000/

総量が増えたということは

通貨供給量が増えるとどうなるのか。単純に考えて、通貨で置き換えられるモノが同じであれば通貨の価値は下がります。増加した分だけ価値が下がるはずです。通過供給量が3倍になると価値は1/3に減少。4倍になれば1/4に減少します。

しかし、通過価値は大きく減っていません。そうなっていないのです。そのため話題になることも少ないのです。増えた通貨は貯金となり動いていない、もしくは投資の世界へ流れており実体経済への影響が思ったより出ていないからです。

ただ全体ではなく部分で見れば、国単位で見ると、インフレにさらされている国も出ているのは事実。物価の値上がりが止められないのです。この物価高を冷ますには、通貨供給量を減らす施策が選択されます。日本以外の先進国は通貨供給量を減らす選択を決定しているので、世界の通貨供給量は今後も減少していくと予想されています。

まとめ

日本以外は通貨供給量を減らしていく。中央銀行が貨幣量を調整していく。吸収していきます。ただ日本は減らさない。減らす方針を選択できない状態。これが善と出るのか凶となるか。そんな状況が続いています。セオリーから逆行しているので日本だけ新しい道を歩んでいるともいえます。海外も注目していることでしょう。

通貨供給量とは
市場に流通している通貨の量(マネーサプライ)のこと。 金融機関以外の法人や個人、地方公共団体が保有する通貨の量で、毎月日銀が発表しています。 景気が良いときは通貨量は増加、不景気のときには減少します。 景気の先行指数として利用されます。

https://kabu.com/glossary/kabu0722.html

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ビジネスリーダーのためのWeb Magazine ファースト・ジャッジ:4,969投稿目 fjコンサルタンツ藤原毅芳執筆