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ナッジのポイントと理論

ナッジとは

ナッジについては過去に取り上げたことがあります。https://businesscreation.jp/2019/12/29
ナッジとは、「科学的分析の知見に基づく工夫によって人の行動を変える手法。人がより望ましいと思われる行動を自然に選択するよう誘導する手法」のことです。

世の中にナッジで表現されているものは増えています。公共交通機関はナッジをもとに案内するようになり、迷う人が減ったでしょう。複雑な駅などで行き先や乗り換えについて、すぐに理解できるようになったと実感しています。特に床面に矢印を描くようになりました。これが、行き先別色分け、出口への誘導など心理的にも理解しやすいようになったのです。

過去は案内看板が不親切でした。床面に案内はありませんでした。掲げてある看板だけでした。しかも、別の会社の交通機関の案内は片隅に追いやられていたのです。顧客視点になっていませんでした。そう考えると、ナッジを知ることで顧客視点が養われると感じます。

ナッジのポイント

適正なナッジを作る6原則があります。

  • iNcentives(インセンティブ、動機、奨励)
  • Understand mappings(マッピング理解)
  • Defaults(デフォルト化)
  • Give feedback(フィードバックする)
  • Expect error(エラー予測)
  • Structure complex choices(選択肢体系化)

頭文字を取って「NUDGES」と呼ばれています。

良いナッジの6原則とは。「ナッジ」の政策活用(9) 金銭的報酬との関係を巡る誤解:日本経済新聞

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO63574650Z10C22A8KE8000/

他にも「EAST」という理論もあります。

  • Easy:簡単
  • Attractive:魅力的
  • Social:印象的・社会的
  • Timely:タイムリー

この要素を盛り込むとナッジとして有効性が高まるのです。

まとめ

ナッジについては、事例を集めることでナッジの理解が深まります。とはいっても、事例はまだ少ない。今後、ナッジの事例を集めていくことは有益な活動だと考えています。この場でも取り上げていきます。

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ビジネスリーダーのためのWeb Magazine ファースト・ジャッジ:4,972投稿目 fjコンサルタンツ藤原毅芳執筆