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リーダー転換期を感じさせる事象の出現

後退していることに気がつく

「報告することは何もありません」と進捗報告を各リーダーがしている中で「何もない」と断言したリーダーがいたのです。他にも来期の打ち合わせについて必要な打ち合わせをすっぽかすリーダーも出現しています。この現象、何でしょうか。

感じていることは変化に追随できないリーダーが出始めたのではないかと考えています。対処できない。策が思いつかない。出てくるのは、過去の成功体験だけ。成功談だけ。リーダーとして支持されていないのは確認できていますが、本人は気がついていないようです。というより、自分の処遇の方が大事だったりするようです。意識が仕事やまわりではなく、自分のことに向かっています。

「あのリーダーはまだ会議に参加するのですか」と言われているのを聞いたことがあります。なかなか現実は厳しいです。特に世の中が動き出したときは、準備を怠っていたリーダーは後退している現状に直面するのです。スタッフからも必要とされていない現実を突きつけられるのです。

誰ですか

あるリーダーミーティングで「この部署の責任者はどなたですか?」と確認させてもらいました。単にそう感じたからです。でも会議って不思議な場所。神聖な場所なのかもしれません。忖度がはたらいている場合や変な力学が作用している会社では、思ったことを質問できないのです。不可侵条約でも交わしているのでしょうか。長い時間をかけて見ていましたが、変化がないのできっかけをつくることにしたのです。一石を投じる、と表現される投げかけです。

これから先、世の中の進行スピードは上がります。速くなります。そんなときに社内の忖度をしているヒマはありません。顧客のため、会社のためを考えれば、個々人の忖度は優先順位が低い事項。後まわしになるはずと考えています。

独立状態

部署ごとに独立しているような状態のケースがあります。融合しません。部署連携もありません。相互支援もないのです。同じ会社にいて、同じ方向を向いているのにも関わらずです。

これを打開したいと思っていてもすぐにはできません。それぞれの部署は他部署から触らせない、という雰囲気をリーダーが出しているからです。これを部署ごとに連携して取り組める内容を提案できるまでに、1年間ほどかかったこともあります。でも、最後には連携できる状態にはなりますし、相互支援体制もできてきます。

もともと、やろうと思っていたが、きっかけがなかっただです。

まとめ

ちょっと厳しい現実を公開しましたが、リーダーの転換期に来ているのでしょう。入れ替わってしまうのはリーダー本人の問題であり、時代に追随できないのも本人の問題です。何も成長しないリーダーは後退する現実が出現していることを意識しています。特に停滞期の後は急スピードで経済が動いていきます。そんなときほど後退してしまったリーダーが多く出現するのはリーマンショック後以来かもしれません。

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ビジネスリーダーのためのWeb Magazine ファースト・ジャッジ:4,995投稿目 fjコンサルタンツ藤原毅芳執筆