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5年で7割削減目標の内容とは

7割削減目標2016年比

都政のペーパーレス化について進捗が出ています。過去を振り返ると2016年にはコピー用紙が約2億枚使用されました。2022年の目標は2016年と比較して7割削減の上限を60,000,000枚です。8月までの進捗は21,400,000枚。目標を上回る進捗になっています。この調子で行けば2016年比較して8割近い削減になるのではないでしょうか。

ペーパーレスなどの進捗状況公表(2022年8月末)東京都 

https://shintosei.metro.tokyo.lg.jp/post_cp2_20220926/

避けられない流れ

ペーパーレスの流れは避けられそうにありません。6年前の2016年と比較して7割から8割の削減スピードになるのであれば、コピー用紙の供給メーカー、コピー機稼働、トナーの消費が7割から8割ダウンしていることになります。市場がなくなるときは5年間で7割から8割一気に消滅します。デジタルカメラが普及したとき既存のフィルム市場は5年間で8割消滅しました。似たような動きになるのでしょうか。

市場消滅分野

このように考えてみると今後発生するであろうペーパーレスによる市場消滅の分野はいくつか想像できます。雑誌はすでにデジタル化が進み印刷された雑誌を読む機会はほとんどなくなりました。書籍に関しても同様です。出版された本が電子書籍になるまで待つこともあります。新聞も現在はデジタル版を読んでおり、リアルな新聞を見る機会は減りました。新聞に関してはリアルな新聞をそのまま見ることができる紙面ビューアーが存在しているのでデジタルへの移行も違和感がありません。

とはいっても、雑誌、書籍、新聞はまだ印刷されています。急激に減少するのはまだ先の事かもしれませんが、間近に迫っていることだけは実感してるのではないでしょうか。5年間で8割減少というシナリオだけはシミュレーションしておかなければ対応できないと感じます。

まとめ

5年間で8割減少した場合、現在のリーダーで対応できるかどうかの判断も迫られると感じます。というのも強烈なリーダーシップを発揮しなければ乗り越えられないからです。社内で争っている場合ではありません。外に目を向け、自分たちも成長するだけです。

スピード勝負なので結果がすぐ求められる領域。市場の動向だけはコントロールすることができません。経営においては対応することだけが求められると感じます。

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ビジネスリーダーのための『Web Magazine ファースト・ジャッジ』fjコンサルタンツ藤原毅芳執筆