いきなり寒い
10月なのに、いきなり12月の寒さが到来。冬コートを着ている人もいますが、夏物から冬物への入れ替えが追いついていない人も多いでしょう。通常だと洋服も入れ替えも東から徐々に進んでいくものです。
そんな季節の移り変わりを分かりやすく表現した指標が出てきました。「ヒートテック指数」です。日本気象協会とユニクロが開発した指標です。5段階の指標になっています。
- 快適
- 少し肌寒い
- 本格的な寒さ
- 凍える寒さ
- 極寒
となっています。
ヒートテック指数とは
https://tenki.jp/indexes/heattech/
寒さや暑さの体感温度や気温別のアウターの着用状況などから、快適に過ごすためのヒートテックインナーの種類をご提案する指数です。個人差があるので、目安としてお使いください。
今年の冬商戦は
10月初旬に一度でも本格的な冬の寒さを体感することは冬商船にとってはプラスにはたらきます。人は体感しなければ行動しません。暖かい日が続けば冬支度は先延ばしになるからです。今年2022年はすでに冬支度スイッチが入りました。ということは、冬に向けて時間をかけて冬用商品が販売できるはずなのです。
はやく購入すれば
値上がりも続いているので、冬用商品をはやく購入する人への特典をつければ反応率は上がります。顧客心理を考えれば、今年は取り組み内容を決めやすい年と判断できます。顧客に訴求するポイントは下記の内容だと感じています。
- 購入が遅いほど値上げの可能性がある
- はやく購入すると特典がある
- はやく購入する人ほど選択肢が広い(数ある中から選ぶことができる)
- 遅ければ在庫切れが発生し選ぶことができない、最悪購入できない
このような内容で訴求する準備を進めておけば問題ありません。
まとめ
販売においては3ヶ月先、6ヶ月先を予想しながら動かなければなりません。現場では、今月の取り組みに対して行動するのが精一杯の状態の企業もありますが、それでは結果向上は望めないのです。先を見て、先を読んで、先に動く。それしかありません。
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ビジネスリーダーのための『Web Magazine ファースト・ジャッジ』fjコンサルタンツ藤原毅芳執筆