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自動販売機も価格変動へ突入か

戦略は価格設定から

経営戦略のポイントは「値決め」「価格設定」だと経営を通して感じます。特にインフレ時期は値決めが経営を左右します。タイミングと価格設定によって収益が大きく違うからです。価格設定は様々なパターンを知らないとアイデアが出てきません。それこそ、他業種の事例を参考にした方がいいのです。

徐々に広がっているダイナミックプライシング

価格変動は大ナミックプライシングと呼ばれています。各業界に徐々に広がっているのを感じますがいかがでしょうか。人が集中する日時だけ高額になり、人が集まらないときは低額になるのは何が思い浮かびますか。スポーツ観戦もチケット価格が変動する、テーマパークも曜日によって入場料が変動するなどの動きが出ています。

自動販売機業界でも

自動販売機の飲料水が価格変動になるように開発を進めています。富士電機が開発中です。https://www.fujielectric.co.jp/products/vending_machine/
まずは

  • 賞味期限が短い商品を値下げする

というプログラムを実装する予定です。その次は、

  • 価格変動を上下に変装させるプログラム

を目指しており、価格が下がるだけでなく、価格を上げることも検討しているのです。自動販売機の飲料水が通常の価格より高い価格で販売されることは今までなかったと思います。この業界ではチャレンジ取り組みになると思います。まだ実装されていないので、通常より高い価格帯で販売を成功させられるのかは他社も気になるのではないでしょうか。高い価格帯の販売が可能にするポイントは次のような内容です。

  • どの時間帯なら価格を上げることができるのか
  • どの曜日なら価格が上がるのか
  • どの季節なら高い値段でも購入してしまうのか
  • 気温によって高くても飲みたいと思うときがあるのか

といった複数のポイントが考えられます。なのでテスト販売には時間がかかるかもしれません。

需要予測を使って価格を上下に変動させる機能も開発中

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC078470X01C22A0000000/

まとめ

時期や時間帯によって価格が上がったり下がったりする価格変動は顧客の方も徐々に慣れてきています。旅行の宿泊費は当たり前のこととなっています。この顧客が当たり前と感じるタイミングで価格変動へ参入するのがベストです。価格変動を新しい市場だと認識すれば普及速度、普及割合を把握することができるでしょう。「価格設定」と「タイミング」がポイントになります。

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スキマ時間に読めるビジネスリーダーのための『経営情報Web Magazine ファースト・ジャッジ』fjコンサルタンツ藤原毅芳執筆