ジャイアント・キリング
ワールドカップの初戦でドイツを破ったときに、ジャイアントキリングという単語が出てきました。ジャイアントキリングとは、大番狂せという意味。勝てないと思われた試合で勝ってしまうことを指しています。
ジャイアントキリングとは、
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スポーツの試合などで明らかに格上の相手から(大方の予想を覆して)勝利をもぎ取る、いわゆる「大番狂わせ」を意味する表現である。 ジャイアントキリング(giant killing)は英語由来の表現で、「Jack the Giant Killer」と呼ばれる御伽話が直接の語源とされる。
マンガ:ジャイアントキリング
ジャイアントキリングという単語を見てマンガを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。https://morning.kodansha.co.jp/c/giantkilling.html
興味がある人はぜひ読んでもらいたいマンガのひとつ。弱小チームが思いもよらない戦略で勝ち進むストーリーは引き込まれる内容です。ここでも感じることは戦略ありきということ。戦略が当たったときにジャイアントキリングが発生しているのです。https://amzn.to/3ilGIa0
小よく大を制する
小よく大を制する、と格闘技では言われることがあります。柔道では、柔よく剛を制す、という言い方もあります。一見負けそうな雰囲気の方が最終的には勝ってしまうことを表現しています。見た目ではわからないことがあるわけです。
格上に対して勝ったとしても、格下とされる相手に負けてしまうのが勝負の世界。予想が当たらないことが普通でもあります。
まとめ
企業経営は混沌とした時代ほど規模に関わらず勝ち組が出てきます。規模が限られている方が機動力が高かったり、柔軟性がある方が適応力が高いからです。規模が大き過ぎるとかえって適応するまでに時間がかかってしまうこともあるのです。方向転換できないこともあります。
過去に人と設備に多大な投資しているために、過去の投資を捨てて新たな方向へ向かうことは規模がジャマをします。DXへの対応を見ていると大企業の方が苦戦しているように感じるのは私だけでしょうか。全社員を対象にDXのリスキリングに取り組んでいるのを見ると過去の投資をすべてゼロペースに設定し直しているかのように見えます。ジャイアントキリングをされる側のように見えてきます。それほど変化幅が大きくなるのは確かのようです。
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スキマ時間に読めるビジネスリーダーのための『経営情報Web Magazine ファースト・ジャッジ』fjコンサルタンツ藤原毅芳執筆