予測と行動

人の行動を見ていると気がつくときがあります。数種類のパターンに分類されるのがわかるのです。下記のパターンに分類できると感じたときがありました。特にマイナスな状況が突然あらわれたとき、その前後では行動にパターンがあるのです。

たとえば2022年12月に長期金利が上昇したとき住宅ローンを扱うWebサイトがダウンしました。アクセスが集中したからです。自分が借りている住宅ローンはどうなるのか。上がってしまうのかが心配。金利が上がるようなら借り換えしたいという行動が一斉に発生したのです。

この前後では下記のことが発生しうると考えています。

  • 予測していたので発生していないが事前に動いた①
  • 予想していない、発生もしていないので何も動かない②
  • 予想していたが発生していないので動かない②
  • 発生したので動き出した③
  • 発生したが動かない④

人はこのどれかの行動をしています。
まとめると下記のように、発生と行動の2軸で表現できます。

①発生しない:行動する②発生しない:行動しない
③発生した:行動する④発生した:行動しない
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    予測力の有無

    ここで問題にあるのは予測できるかどうか。第一段階は予測できる力です。これは他人の予測力を借りても問題はありません。さまざまな方が予測をしていますが、それを参考にしても問題ありません。将来を見据えて考えておく力です。正解がない領域を考えるのでエネルギー消費は大きいと思います。

    知っていて行動しないが最悪

    第二段階は予測できているときに実行するかしないのか。対策を打っていたかが問われます。最悪なのは予測できていたのに何もしなかったこと。間違ってもいいので、何か対策を打てる人がゆくゆくは正解にたどり着きます。知っていて何も行動しないのはワーストなことなのです。正解にたどり着くどころか、予測していない人と同じ損害が出てしまうからです。行動しなければ予測していないのと同じなのです。

    まとめ

    大半は発生してから慌てて対策を打つことになります。本当に予期できないことも実際には発生するので100%は予測することはできませんが、90%は予測して想定しておきたいところです。あとは、予想できたら対策を先回りしておくだけ。先回りは1年先でも2年先でもいいのです。先回りして損をすることはほとんどありません。事前対応ができずに大きな損害が出るくらいなら費用をかけて準備しておくほうが企業経営では得策なのです。

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    スキマ時間に読めるビジネスリーダーのための『経営情報Web Magazine ファースト・ジャッジ』fjコンサルタンツ藤原毅芳執筆