ムーアの法則

パソコンPCの進化はCPUの進化と連動してきました。集積回路のトランジスタ数が1年半で2倍になるという「ムーアの法則」を忠実に守って進化してきました。l

  • スタート:1
  • 1.5年後:2
  • 3年後:4
  • 4.5年後:8
  • 6年後:16
  • 7.5年後:32

というスピードになります。このスピードも驚異的でした。パソコンPCの性能は買い替えるたびに「速い」「快適」へと毎回感じていたのです。最近ではCPUの性能が過剰になりパソコンでの作業内容を追い越しおり、パソコンの買い替え時の感動は無くなりました。

次は人工知能AIの進化が「快適さ」を感じさせるのでしょう。

ムーアの法則の5倍以上

2023年は人工知能AIの普及期に入ります。利用スタートする年です。この人工知能AIの進歩はどれくらいのスピードで進んでいるのでしょうか。元NVIDIAのコメントではムーアの法則の5倍以上になるようです。中には100倍のペースで進んでいるケースがあり、過去の進化スピードとは比較にならないようです。これは、どのような現象なのでしょうか。

これは、人工知能AIの精度が一気に上がったことを表しています。開発者の予想を超える開発結果が出てしまったのです。大量に学習することで想定以上のスピードで結果が出たことで2023年が普及期に入ることになったのです。いきなり精度が上がることはわかっていましたが、いつ、どこまで精度が上がるのかはやってみないとわからない世界です。そのため、人工知能を研究している各社で性能に差があるのです。

人工知能(AI)を動かすコンピューターは「集積回路上のトランジスタ数が1.5年ごとに2倍になる」という傾向を指したムーアの法則に従って進歩する一方で、NVIDIAの元エンジニアは「実際にはムーアの法則の5倍から100倍のペースでAIは進歩しています」と指摘するほど、驚異的なペースで発展しています。

https://gigazine.net/news/20230202-generative-ai-revolution/

まとめ

マイクロソフトが出資している企業が現在人工知能でトップを快走しています。そのため、マイクロソフトのポータルサイトBingに人工知能が実装される予想も出てきました。おそらく、ワードやエクセルでも人工知能が利用できるようになるでしょう。
現在無料で利用できる人工知能も有料化されるのもすぐだと思います。月額2,000円程度と言われていますが、さらに高額で提供される可能性もあります。このあたりもビジネスモデルを模索している状態です。マネタイズがどこに着地するかが気になるところです。

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スキマ時間に読めるビジネスリーダーのための『経営情報Web Magazine ファースト・ジャッジ』fjコンサルタンツ藤原毅芳執筆