資金調達の拡充

資金調達の種類は増えています。特にフィンテック(Fintech)の進化とともに資金調達の幅も広がったのです。経営的には資金調達の幅が広がることはプラス環境。調達しやすくなるからです。

FinTech(フィンテック)とは何ですか?
→FinTech(フィンテック)とは、金融(Finance)と技術(Technology)を組み合わせた造語で、金融サービスと情報技術を結びつけたさまざまな革新的な動きを指します。身近な例では、スマートフォンなどを使った送金もその一つです。

https://www.boj.or.jp/about/education/oshiete/kess/i25.htm

IEOとは

IEOという資金調達があります。イニシャル・エクスチェンジ・オファリング Initial exchange offeringの略であり、「株式公開または新規株式公開(IPO)に相当する暗号通貨交換」のことです。わかりにくいですが、通常なら株式を公開し資金調達するのを、暗号通貨(トークン)を発行して資金調達する手法です。そんなに新しい手法ではなく4年以上前に知ってはいました。これが、最近では簡単にIEO資金調達ができるようになったのです(下記引用参照)。まだ実証実験をしているような感じであり、本当に投資する側がイグジットまで成立するのかは今後確認するしかありません。

Coincheck IEO とは
コインチェックが、企業・プロジェクトによるトークン発行を通じた資金調達を支援することです。IEO参加者は企業・プロジェクトを支援することにより、トークンを取得することができ、売買や様々なサービスに利用することができます。

https://coincheck.com/ieo/projects

まとめ

資金調達については、知っておくことが大切。実践する必要はありませんが、知らなければ利用もできません。対応が遅れてしまうこともあるので、「知らなかった」という機会損失を防ぐことができます。今すぐ必要なくても知っておく方がいいということです。

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スキマ時間に読めるビジネスリーダーのための『経営情報Web Magazine ファースト・ジャッジ』fjコンサルタンツ藤原毅芳執筆