再開された
スーパーマーケットで試食が再開されました。そうか、試食というものがあったのか、と気付かされた内容です。人の消費行動はリハビリ期間の最中だと感じるのは、このようなことをに気がつくからです。以前にあったものを忘れているのです。
ヨーカ堂・いなげや…スーパー試食再び:日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO69455130Q3A320C2TB0000/
忘れてしまっていること
忘れてしまっている消費活動、ビジネス活動やそこに付随するものは何があるでしょうか?
- 海外旅行
- 展示会開催
- セミナー開催
- 歓送迎会
- 忘年会新年会
- 同窓会
- 団体の総会
- 打ち上げ、慰労会
想像してみると、自分たちで開催していたことがまだ復活してないことに気がつきます。忘れてしまっているのです。そのため「開催する」という発想が出てこないかもしれません。そこが機会損失になるかもしれないので意識したいところです。
いま開催されているものに
継続的に開催されているセミナーや展示会については参加者が増えています。他に開催されていないからです。継続開催している企業に人が集まっている形になります。展示会については3月4月とかなりの数が開催されるようになっているので、現場確認のため視察できるところは参加するつもりです。特に気になっているのは地方からの参加率です。展示会が行われる地元の方はもちろん参加されますか、地方の方が移動して視察に来るかどうかがカギになると思います。
行動範囲の広がり
徐々に人が動くようになっても行動範囲がまだ狭いようでしたら活発にはなりません。行動範囲という視点でまわりの人を観察してほしいです。どこまで出かけるようになったのか。わたしのまわりでも
・海外旅行
・海外出張
に行った人の話を複数聞くようになりました。海外出張はすぐに復活しますが、海外旅行はまだ少ないように感じています。
まとめ
再開されて初めて気がつくことがあります。完全に存在を忘れていたからです。人は忘却の彼方に行ってしまった内容を思い出すのにフックが必要なのです。自分のお客様を振り返ってください。かなりのことを忘れてしまっているかもしれません。自分の行動さえ忘れているかもしれないのです。それを取り戻すための施策が必要だと考えてください。人が集まらない場合は、フックを用意することです。思い出すためのプロセスを追加することで率は向上します。
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スキマ時間に読めるビジネスリーダーのための『経営情報Web Magazine ファースト・ジャッジ』fjコンサルタンツ藤原毅芳執筆