ボディーシェアリングとは
ボディシェアリングが可能になれば人生は何倍も経験できるようになる、といわれています。50年の経験が2倍の100年分経験できたり、3倍の150年分の経験ができるようになるのです。そんな夢の技術が研究されています。
ボディシェアリングとは、人とコンピューターで、身体の情報、特に固有感覚を相互伝達することによって、他者やメタバース(現実世界を超越するバーチャル空間)上のアバター、ロボットなどと「体験を共有する」技術
https://www.asahi.com/articles/ASR776JXZR74ULLI00H.html
メリット
ボディーシェアリングは、近年急速に注目を集めている技術です。この革新的なアプローチは、大きな変革をもたらす可能性があります。
ボディーシェアリングのメリット
ボディーシェアリングの最も顕著なメリットの一つは別の場所で遠隔地の体験をリアルで実感できることです。わかりやすい応用では「部屋にいながら旅行ができる」ことです。あまりメリットを感じない、と思う人も多いでしょう。しかし、リアルで人と会ったり、人との対話における空気感を感じられるようになるとメリットは大きい。旅行は代替されることは後だと感じています。その前に、人と人とのコミュニケーションが何倍にも広がる可能性が大きいのです。
2拠点、3拠点生活の可能性拡大
2拠点生活のことをデュアラーとリクルートが名付けましたが、それほど普及しているとは思えません。やはり距離を移動して生活拠点を2つにするのは時間も費用もかかるので現実には壁があります。でも、2拠点、3拠点の生活は人との交流や生活における食事や体験など豊かになります。実際に3拠点生活をして10年近くが経ちますが、人生が何倍にもなっている感覚になります。
これをボディシェアリングなどの技術が課題解決していくでしょう。SNSによって人の輪は広がりましたが、遠い知り合いの連絡が簡単になったに過ぎません。遠隔地の人脈が広がることはまだ壁があるのです。それを乗り越えていくテクノロジーが研究されているのは楽しみです。
もちろん、ビジネスにおいても同じです。海外への展開も含めて、対面のような感覚でオンライン商談ができるのはメリットが大きいです。今でもオンラインミーティングはしますが、リアル感に欠けているので商談の精度が低くなってしまうのがマイナス点です。
まとめ
オンラインのミーティングは広がりましたが、使い方としては限定的です。その限定的な使い方から脱していくためのテクノロジーの一つがボディシェアリングだと感じます。はやく実現してほしい技術です。
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