海外に住む方の話は一次情報

海外に住む方から直接、海外での生活や仕事についてお話を伺いました。このような一次情報は非常に貴重であり、実際に現地で経験したこととほぼ同じレベルの情報を得ることができます。知らないエリアの話を聞くだけでも楽しみと興味深さを感じるものですが、お話しを聞くことで、ますますその地域に訪れてみたいという気持ちが湧き上がってくるものです。ある特定の情報は、情報が増えるほど、興味を持ち、行きたいと思う人が出てくるのが流れです。観光地の集客は結局のところ情報戦であり、情報量をどれだけ届けるか、の違いだと感じます。

価値観の違い

話から得た情報によれば、海外での生活は挑戦的でありながらも、非常に充実しているとのこと。またエリアによって価値観が違うことを改めて知ることで、世界の広さを感じます。ある国では、裕福さを表すために、身体を大きくするのが価値観だったりします。背が高いことに価値を見出しているエリアもいます。なかなか、ユニークです。このような内容は、単に観光地を訪れるだけでは得ることのできない本物の情報だと感じます。余談ですが、米国のCEOは身長が高いというデータがあります。身長が高い人ほどリーダーシップがあると感じる文化なのです。日本はそうでもなく、CEOの中には背の高くない人も複数いるので、身長の高さとリーダーシップは比例しないようです。

誰もが見向きもしないときほど

こうした話は、即座にビジネスにつながることはありません。しかし、将来の可能性は広げてくれます。長期的な視点で見れば価値がある内容です。短絡的に判断すれば、何もビジネスにつながらないので意味がないと感じる人もいるでしょう。そう感じる人が多いときほど、実はチャンスは大きい。誰もが見向きもしないときほど、興味を持ち、行動することに大きな価値へと発展する可能性があるというものです。

情報収集法

海外情報を得るためのポイントをまとめてみます。海外情報を得るためには、以下のポイントに注意するといいのではないでしょうか。

  1. ネットを活用する
    ウェブサイトやニュースサイト、ブログなどを通じて、現地の情報を手に入れることができます。主要な情報源や信頼性の高いサイトを選び、複数の情報源を参照することです。外国語圏のサイトも積極的に見るようにしたいです
  2. SNSを利用する
    ツイッターやフェイスブックなどのソーシャルメディアを利用することで、現地の生の声を知ることができます。かなり有益な情報もあるので、軽視できないと感じます
  3. 現地の人に聞く
    現地の人々に直接話を聞くことで、最新の情報を得ることができます。これは人脈で探す必要があるので、時間と手間がかかります。ただ、会いに行くことに関しては、時間を労力を投資すべきでしょう
  4. 外務省の情報を確認する
    海外渡航情報や現地の安全情報を提供している外務省のウェブサイトなどをチェックし、安全面に関する情報を事前に把握しておくことも大切です。海外の外務省サイトもチェックすると有益な情報に行き当たります。

まとめ

海外の情報は蓄積と現地に出向くことです。タイミングがあれば、現地に行ってしまうのもひとつの方法です。行くことで得られる情報は、何倍にもなります。最近でも、渡航が可能になっているので「現地に行ってみたい」と相談がありました。ビジネスチャンスがあるならば、行く価値はあると感じます。

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