3年間の状況変化

停滞、ホームステイの状況が世界を席巻してから、早くも3年以上が経過しました。この間、様々な状況変化を経験しました。多くの企業が在宅勤務を導入し、学校では休校や分散登校が行われるなど、日常生活は大きく変化を余儀なくされたのです。

こうした状況の中で、多くの人々が我慢と忍耐を強いられてきたのは事実。外出自粛による人との交流の減少、在宅勤務によるワークライフバランスの崩れ、先行きの見えない不安感など、メンタル面でのストレスが日々蓄積されていきました。特に、飲食業や観光業など、パンデミックの影響を直接的に受けた業種では、休業や時短営業を余儀なくされ、経営難に陥る企業も少なくありません。今後もそれが続くと予想されています。

解消されず表面化か

そんな中、行動規制が解除され、社会は徐々にコロナ前の日常を取り戻しつつあります。人々の行動制限も緩和され、経済活動も再開の兆しを見せ始めています。しかし、長期化した状況変化によるストレスは、一朝一夕には解消されません。むしろ、日常が戻りつつあるからこそ、これまで我慢してきた不満や不安が一気に表面化しているように最近は感じています。たとえば、それが離職という形で現れているのかもしれません。

これを機に

実際、周囲でも、最近転職を決意する人が増えているように感じています。在宅勤務の長期化で、通勤の大変さやオフィスでの人間関係の煩わしさから解放されたことで、自身のキャリアを見つめ直す機会を得た人もいるでしょう。また、これを機に、より自分に合った働き方を考えてしまうケースも増えているのかもしれません。

影響がある

離職者の増加は、個人にとっても企業にとっても、大きな影響を与えます。個人は、新たな職場での適応や、収入面での不安を抱えることになります。特に、経済的な基盤が脆弱な人にとっては、離職が生活を脅かす深刻な問題につながりかねません。一方、企業にとっては、優秀な人材の流出や、採用コストの増大などが懸念されます。さらに、離職者の増加は、活力の低下や、消費の冷え込みにもつながりかねません。

模索

このような状況を踏まえ、今後は企業と個人の双方が、新しい働き方を模索していく必要があります。企業には、従業員のメンタルヘルスに配慮し、柔軟な働き方を促進するなど、働きやすい環境の整備が求められます。同時に、個人も、自身のキャリアを長期的な視点でとらえ、スキルアップや働き方の見直しを行っていくことが重要です。

まとめ

この4年間は、働き方や生き方を根本から見つめ直す機会も与えてくれました。またマイナス部分はそれ自体を蓄積させていた時期でもあります。蓄積されたマイナス部分は臨界点をいつかは超えてきます。それが最近ではないか、と考えています。

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