ようやく

Appleが新しいサービス製品の発表しました。その中でiPhoneやiPad MacBookにAIであるChatGPTが搭載されることが発表されています。実際には2025年からになるでしょう。AppleがChatGPTを組み込むという噂は以前から流れていましたが実際にそうなりました。AppleはAI競争の中で、ひっそりと何も発表せず、進化もしないまま時間を過ごしてきたので、ようやくAIサービスをローンチしたことになります。

無料だけでなく

この話題、単なるChatGPTが使える、AIが使えると言うメリットだけではありません。iPhoneならiPhone単体でAIが動く仕組みになる予定です。通信なしの機器にAIが組み込まれることになるのです。

  • iPhoneでは、iPhone単体でAIが動く仕組みになる予定
  • 通信なしの機器にAIが組み込まれることになる

単体で動く(スタンドアローン)AIはアップルだけではありません。先日、マイクロソフトもsurfaceパソコンで同じことを発表しました。流れがMicrosoftと同じなのです。パソコンにAIを搭載してきます。これも通信なしで、AIが単体で動く仕組みになります。

そうなるとAiの利用料は無料になります。先程のAppleに関しても、チャットGPが無料で使えることになります。今はオンライン上でAIを動かしていますが、今後はスタンドアローン、個別に依頼が動く仕組みが広く普及しそうです。また、通信をしないので企業などが利用しても情報漏洩しないことが大きなメリットになります。大手企業ほどこうした単体で動くAIを導入するでしょう。今後、急速にAI搭載パソコン、スマホが発売されてきます。おそらく1年後にはそれが当たり前のようになっているでしょう。Appleにとっては久しく買い替え需要がなかったのですが、AIが動くiPhoneへの買い替えが進みそうです。進化がなければ買い替え需要が発生しないのを実証しているようなものです。

まとめ

AIはさまざまなサービスが出てきました。今度は、どの端末でAIを利用するのかが焦点になっています。スマホ、パソコンでAIを利用することになるのですが、どのメーカーがベストなのか気になる時期に来たのです。アップルとマイクロソフトはそのシェアを一気に取りに来ています。この戦略が当たるかを今後は見極めていきたいです。

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