増えている

苦情はエンドユーザー向けのビジネスでは発生しやすく避けることはできません。売上が増加するとき、顧客数が増加するときは苦情が増えるのが当然だと思っておいた方がいいでしょう。エンドユーザー顧客は、支払うとき個人のお財布なので、みなさん真剣になります。そのため
・1円でも損したくない
と思う気持ちが強いのです。

これが法人のお金だと痛みをさほど感じないものです。同じお金なのに不思議ですが、現実はそうなっています。過去に法人向けビジネス、エンドユーザー向けビジネスの両方を経験していますが、顧客の反応の違いには大きな差があると思っています。

3万件

最近、とある業界で
「解約料高すぎ」
と多数のクレームが入っているようです。

年間のクレーム件数が
・3万件超
となっているようで、かなり多い件数。その業界は
・旅行
・チケット
業界です。

以前にも

思い出しました。かなり昔ですが弁護士さんがANAを相手に裁判をしてましたね。2014年のことです。国内エアラインの早期割引チケットをキャンセルするとキャンセル料が63%かかることに対して弁護士の方が起こした訴訟。取消手数料8,190円の返還を求めた内容でした。

このように旅行関係はもともと解約料に関するクレームが多いのです。最近では、
・海外旅行予約サイト
で予約したのにも関わらず、飛行機チケットが予約されていなかったりしています。しかもお金が戻ってこない。そんなことが頻繁に発生しています。

そういえば、わたしの知り合いもFacebookにそんなことをあげていました。ご家族のチケット予約をしたつもりが(決済まで行った)
・予約されていないことが判明
したそうです。このようなリスクがあるのであれば、
・海外予約サイト
はビジネス出張では利用しないのが賢明でしょう。信用度が低いと感じます。

まとめ

旅行に関しては
・トラベルはトラブル
と考えて、何かしらトラブル発生があり、トラブルを楽しむ余裕がほしいです。ビジネスチャンスとしては、こうしたトラブルを解決する、補償するビジネスは成立すると思います。クレームが掲載されていたら、即ビジネスアイデアを出すようにしていきたいです。不満、不平、不満足、といった「不」がつく感情を発したときにビジネスチャンスがスタートするものです。

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スキマ時間に読めるビジネスリーダーのための『経営情報Web Magazine ファースト・ジャッジ』fjコンサルタンツ 藤原毅芳 運営 執筆