ネギングとは
「ネギング(Negging)」という言葉があります。あまり使わない言葉なので知らないのが普通。何を指しているかといえば、
・意図的に陰険な褒め言葉を発して、他人の感情を操作すること
です。特に、褒め言葉の中に「負のフィードバック」をするので、言われた側は
・自尊心をゆっくりと削る
行為。かなり高度な内容です。言い換えると、
・人の自尊心に打撃を与える感情操作
といえるでしょう。
露骨なマウントとちがい、見えにくいのが特徴。静かにストレスが蓄積していくので、そのチームは「心理的安全性」が徐々に失われていきます。
見抜くのは難しい
実際にチームでネギングが発生していても、見抜くことは難しい。ネギングをしている側も、無自覚なこともあり、現象を特定しにくいのです。そのため、どれがネギングかと判断できるケースの方が少ないのではないか、と感じています。
問題にするならば、
・意図的な操作
が行われているときは、本人に自覚させなければなりません。ただ、デリケートな内容だと感じます。
もともとは
もともとネギングは、カップルの付き合いの中で発生している事象として称されるようになりました。それが、組織に当てはめてみても、同じようなことが発生しているのがわかってきたのです。一見、うまくいっているチーム運営が実はそうではない。何かがおかしい、と思っても、理由がわからない。原因がつかめないとき、このネギングが発生していた、とわかることがあるわけです。
・上から目線で
・褒めてくれる
・でも実はイヤミな内容
・フィードバックしてくれるがちょっとした批判になっている
・他人と比較する質問をかなりしてくる
まとめ
ネギングをまとめてみると巧妙ないじめのようにも見えてきます。褒めている間柄なのに、相手の自尊心を削っていくことになるので。最後には一緒に仕事をしてられない、となるでしょう。マイナスのフィードバックは、そのままフィードバックすればいいのですし、褒めるときも本気で褒めれば良いのですが、そうでもなさそうです。あえて、高度な技を繰り出してチーム運営を複雑にしています。厄介な問題だと感じます。
Neggingとは
https://en.wikipedia.org/wiki/Negging
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