謎の習慣

Z世代が選んだ「ビジネスの謎習慣」ランキングが掲載されていました。ランキング10位まで様々な習慣があげられていましたが、突出して支持が多かった内容が2つあります。それは、
・1位「上司が帰るまで帰れない雰囲気」
・2位「有休申請時になぜか”申し訳ありません”」
です。

これを見て、苦笑いした人もいるのではないでしょうか。
なぜなら、この2つはまったく新しい指摘ではないからです。30年前、今の50代・60代が若手だったころにも、まったく同じ不満が語られていました。わたしも思い当たるところがあります。上司より先に帰ることはなかったですし、成績次第では有給なんて申請できなかったです。

ただちがうのは、当時は「おかしい」と思いながら、何も言わなかったですが今は、新しい世代は疑問をぶつけていることです。そこが新しい風だと感じます。

それにしても、組織の体質は、あまり変わっていないのだと感じました。

変われなかったのは「仕組み」ではなく「空気」

興味深いのは、制度上はとっくに改善されているケースが多いということ。多くの企業がノー残業デーを設け、有休取得率を上げ、働き方改革を推進してきました。それでもこの2つが「謎習慣」の1位と2位に選ばれる。つまり、制度は変わったのに「空気」が変わっていないと感じています。これが上位にランキングされたことに、ある意味驚きです。

まとめ

30年前に感じた違和感を、今のZ世代がまた同じように感じている。この事実だけは、あまり受け入れたくありません。進歩がなかったという結果にも見えてきます。組織の空気という文化は、たしかに簡単には変えられませんが、リーダーが意識すれば、変えられるでしょう。

フラットな関係性であったり、反対意見も言えるような空気であったり、おかしいことをおかしいと言える雰囲気をつくっていくことは今後のポイントです。毎月1回はそのような機会があるのがベターだと感じます。これも仕組みとして取り入れて継続することだと考えています。

Z世代が選んだビジネス「10の謎習慣」 ハンコ書類、休日社員旅行…
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUD0399Q0T00C26A2000000/

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