普及スタート時に

チャット型のAIが普及し始めていますが、 いちど触っただけでその後は ほとんど使わなくなる人がいます。使い続けている人の方が少ないのかもしれません。 日ごろから疑問に思うことや、アイディアを考えたり、仮説を立てたりする機会があまりない人にとっては、AIの必要性は少ないのかもしれません。 またAIに投げかける言葉(プロンプト)については慣れが必要です。だれかが教えてくれるのを待っているケースもあるでしょう。

反応の種類

このような新しいツールが出たときの反応は

①とりあえず自分から触ってみる人 
②人が操作しているのを見て使う人 
③便利さを理解するまで使わない人 
④強制されるとようやく使う人 
⑤最後まで使わない人 

に分かれるでしょう。まわりの人をこの区分で分けてみるとわかりやすいのではないでしょうか。

時間の損をしたくない

損をしたくないので時間を投入したくない人もいます。ツールを覚える時間をムダにしたくない。そのため、まわりの人が評価をしてくれるまで待つ姿勢です。たしかに待っているだけで「これ使えるよ」「イマイチなツールかも」という情報が入ってくるのでタイパはいいかもしれません。

コスパとタイパだけでなく

コスパとタイパを考えるのはベターだと思います。改善の視点が持てるからです。しかし、つまらないのも事実。そこに興味とか楽しさがないからです。

これからの時代はおそろしく簡単に答えにたどりつきます。何の苦労もいらないでしょう。その反動がどこかに出てきそうです。意図的に時間がかかることがエンタメになるのかもしれません。学びも意図的に情報をシャットダウンして、解答を導き出す時間をかけることで、達成感を味わう研修も出てくるでしょう。わざわざ苦労する体験に価値が発生するかもしれません。

まとめ

エンタメ市場が拡大すると予測されていたのを思い出しました。2019年以前のことです。しかし、実感はありませんでした。しかし、今はエンタメ市場拡大が見えてきています。単なるエンタメだけでなく、ビジネスや仕事にもエンタメ要素を取り入れることになるはずです。あと数年かかるとは思いますが価値観反転の時期は予想されていますし、見えています。考えるだけで楽しい未来だと個人的には感じます。

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スキマ時間に読めるビジネスリーダーのための『経営情報Web Magazine ファースト・ジャッジ』fjコンサルタンツ藤原毅芳執筆