ビジネスモデル
ビジネスを考えるときには、ビジネスモデルからスタートすることがあります。ビジネスモデルとは簡単に言えばビジネスの構造体になります。 対象となる顧客を選定し、その顧客に対して何を提供するのか、そしてどのような形で届けていくのか、どうマネタイズするのか、収益を上げるのか、また告知するにあたってで、どのルートから認知してもらうのか、などを考えてきます。それぞれの要素と関係性も現在では重要で、ビジネスモデルの種類が増えているのが特徴です。
ビジネスモデルを考えるには、広い視野で考えられるのかがカギです。かなり広範囲な領域をカバーする必要があります。単に製品・サービスをつくるだけでは不足。顧客のことも知っておく必要もありますし、金融知識も今では欠かせない部分にもなります。
パターン認識
ビジネスモデルを考えられるようになるには、まずビジネスモデルのパターン認識から入ります。パターンがいくつかあるので、その種類を覚えていくことです。実際の企業や製品、サービスを事例にして「○○ビジネスモデル」とパターン認識することから始めるとわかりやすいでしょう。
また、ビジネスモデル自体に興味を持つことです。ビジネスモデルだけでは利益は発生しませんが、収益発生の設計図を作成するにはビジネスモデル認識は不可欠だからです。
いくつか思いつくビジネスモデルをあげておきます。
- サービス提供型
- 製品販売型
- サブスクリプション型
- フリーミアム型
- プラットフォーム型
- ライセンス型
- 広告収益型
- フランチャイズ型
体系化しながら
ビジネスモデルは何種類あるのか。最近は書籍も数多く出ており、ビジネスモデルの種類を競っている面もあります。しかし、ビジネスモデルを数多くに分類することも大切ですが、体系立ててわかりやすくパターン化する方がいいのではないかと考えています。ちょうど、ビジネスモデルをまとめる機会があるので体系化したいと考えています。
まとめ
最近の特徴はお客様の支払いパターンが増えたり、サブスクリプションのように定額制が定着しつつあることです。そのためビジネスモデルも金融領域のちがいによる種類が増えています。売り切り型から定額制へ移行する企業も増えています。複雑な構造ほど、シンプルなパターン化にすると理解が深まると思います。
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スキマ時間に読めるビジネスリーダーのための『経営情報Web Magazine ファースト・ジャッジ』fjコンサルタンツ藤原毅芳執筆