そろそろ
1年後から2年後に成立させたい新しいビジネスを、ちょうど今からスタートさせる時期に来ていると感じます。突然、場面が変わるような時代が来そうです。時代がそうさせるので、後になってから、「そうだったのか」とわかることかもしれません。常に予測は変化し、外れる部分もありますが、確信を持って予想できる範囲では、行動しておくことが得策だと感じています。
ビジネス環境の今後
ビジネス環境で今後もポイントになることは下記の内容だと感じています。
- 人手不足
必要な労働力が不足している状況が続きます。人口減少や労働市場の変化などが要因となっています。需要が急に増えている業界もあり、アンバランスになっています。人手不足が続くと、企業の生産性やサービス品質に悪影響を及ぼす可能性もあり、事業継続も危ぶまれる可能性があります。 - インフレ
物価が一定期間で上昇すること。現在は、コストアップによる価格上昇で、購買力が低下しています。2023年夏からその傾向が顕著です。インフレが進行すると、消費マインドを下げていくだけです。マインド低下が続きそうな気配です。 - 値上げ可能範囲の拡大
商品やサービスの価格を上げる余地があることが今後のポイントです。値上げ可能な範囲を広げることです。一部のビジネスは、原材料価格の上昇や人件費の上昇により価格を引き上げる必要がありますが、値上げできるとは限りません。値上げの余地があるのか、ないのかを判断し、次の施策を考える必要があります。 - 為替影響
通貨の価値の変動が、輸出輸入に与える影響を与え続けます。為替相場の変動によって、企業の輸入価格や利益が変動してしまいます。受注時に利益があったのにも関わらず、結局は利益が消滅してしまうこともあるでしょう。 - 輸出検討
国内の製品やサービスを海外市場に販売することを検討する時期に来ています。輸出という新たな販路を開拓する機会が、次の道をつくってくれるかもしれません。
まとめ
少し先のことに取り組む時期に来ました。今後は、現在の延長線上で進むとは限らないからです。途中で、進路がいきなり切り替わることも考えられます。そうならないことを望んでも、避けることができないことは発生するのは歴史が証明しています。
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