大胆な発言
大胆なことを言い始めました。現在の事業は半分の人数で運営する。もう半分は新規事業をやってもらう。この発言はDeNAの南場会長です。DeNAはネット企業でゲーム提供をしていますがプロスポーツ事業も手がけており幅広く事業を行っています。また、南場会長は経団連の副会長でもあります。その立場の方が思い切った発言をされておりインパクトは大きい。半分で既存事業を運営さることがデフォルトになる可能性もあります。1人あたりの生産性は2倍になる計算です。しかも謙虚な目標として定めたのがこの内容。そうしなければ、コスト的にも勝てないと判断したのでしょう。
「現在の事業はだいたい3000人で運営している。非常にモデスト(謙虚)な目標だが、これを半分にする。半分で現業を成長させながら、残りのもう半分で新規事業をやっていく。DeNAはAIにオールインする」DeNA南場会長「現在の事業、人員は半分に」 “AIにオールイン”の意思表明 もう半分を新規事業へ https://www.itmedia.co.jp/aiplus/spv/2502/05/news130.html
ちょうど30年
AIの普及は人数を抱えている企業ほど影響を受けます。特にホワイトカラーと呼ばれる人が多いほど厳しい現実が待っています。数年から10年ほどかけて、生産性を飛躍的にあげなければならないからです。その現実をDeNAの会長は明言した形になります。そのような企業に属している方にとっては緊張感のある時期に来ていると感じます。Windows95が普及したときと同じような感覚です。パーソナルコンピュータを使いこなさなけれは仕事がなくなると感じた30年前です。Windows95からちょうど30年後にAI普及期が来ました。30年サイクルに当てはまる事象です。
これから
新しいツールに対しては、恐怖感を持つ必要もなく、単に道具なので使いこなすだけです。毎日触っていれば使いこなす程度にはなるはず。拒絶して使わないことの方がリスクです。現状維持は後退なり、を実感できる年になりそうです。
まとめ
人に頼んでいたことをAIを使って取り組んでみる。そこからスタートでいいでしょう。AIをビジネスで用いる利点は「精度が高まる」ことです。時短だけではありません。精度が高い仕事を実現しながら成果2倍がとりあえずの目標設定になるでしょう。この目標でも低めの設定になります。ハードルは高くなってますね。
(下記動画は上記文章をAIで読み上げさせています。人の動きもAIが自動生成しており撮影はしておりません↓)
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