社長公募
社長を社内外で公募する企業の担当者の方に詳しいお話を聞きました。創業社長さんが、次の社長像を自分たちで決めたらどうか、と提案があり、社長公募のプロジェクトがスタートしたようです。実際に、社長像を詳細に決められて、社長公募になったそうです。理想の社長像を明確にすることで、
・ビジョンフィット
・価値観フィット
が事前に行われた形なので、社内の意見も方向性が定まっている印象を受けました。
以前から目にする
「社長公募」という、まるで社員採用のように広く一般から社長候補を募る方法は、やはり目立ちます。トレンドではありませんが、以前から目にすることはあります。個人的には、どのようなプロセスで社長公募に至ったのか気になりました。
社長公募とは
今回の社長公募は、応募受付の後に、面談があり、その後、全社員向けにプレゼンテーションをすることになっているそうです。全員の投票で最終的に決めるようです。このような決め方も独特だと感じます。スタッフ一人ひとりに当事者意識を持たせることを狙いとしているのでしょう。社内でも「自立」がキーワードになっているそうです。
社長公募のメリット
実際に社長公募を導入することで、どのようなメリットがあるのか考えてみたいと思います。
良い影響
社長公募には、企業にとって以下のようなメリットが期待できます。
- 優秀な人材の発掘
社内や限られたネットワーク内だけでなく、広く社会全体から潜在的なリーダーシップ人材を発掘できる可能性が広がります - 多様な視点・経験の獲得
異業種や海外経験など、社内にはない多様なバックグラウンドを持つ人材を迎え入れることで、組織に新たな視点や発想を取り込むことができます - 組織の活性化
外部からの新しいリーダーシップは、組織に新鮮な風を吹き込み、停滞した組織文化を活性化させる効果が期待できます - 社内の組織力向上
公募という形式をとることで、選考プロセスの透明性を高め、社内からの信頼感がアップします。社内から潜在能力の高い人財が見つかる可能性も高いです - 企業イメージ向上
オープンな採用活動は、企業イメージ向上につながります。社長公募によって一般の採用活動も活発化すると感じます
まとめ
社長公募のことを考えてみましたが、結局のところ社外から求めることでやはり「宣伝効果」が高くなります。認知度も上がります。一般的な製品を扱っていない企業ほど、親しみがないので社長公募というプロジェクトが会社の認知度を上げる効果があるでしょう。意義がかわってしまいますが、副次的メリットも大きいように感じました。
(下記動画は上記文章をAIで読み上げさせています。人の動きもAIが自動生成しており撮影はしておりません↓)
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