3つの革命

米国未来学者アルビン・トフラー著『第三の波』には、「農業革命」「産業革命」「情報革命」という3つの波が解説されています。
・「農業革命」:人類が狩猟採集の遊牧生活から定住型の農業社会へと移行した
・「産業革命」:蒸気機関が導入され工場での大量生産が可能になり都市化が加速した
・「情報革命」:コンピューター、通信による情報量増大により情報の非対称性が解消された
という内容です。これら3つの革命を人類は経験してきました。進化したのです。

では、その次の革命は何になるのでしょうか。予想してみたいと思います。

第一の波(農業革命)約1万年前〜18世紀前半狩猟・採集から農耕・定住へ家族・村落中心、土地が富の源泉人力・家族労働による農業
第二の波(産業革命)18世紀〜20世紀中頃機械・工場による大量生産都市化、国家中心、標準化社会機械・工場・資本
第三の波(情報革命)20世紀後半〜現在知識・情報が中核に分散化、個別化、ネットワーク社会コンピュータ・通信・知識労働

次の革命は

次の革命はまだ未定ですが予想できる範囲で考えてみると、AI革命になるのです。でも、それだと何か浅い感じがします。AIによって達成する世界を考えてみると、「人間が何もしなくてもよい世界」が来るのではないかと思います。人間のかわりになってくれる存在が普及する世界です。人間がやることがなくなる。そんな革命です。オートマチックな世界をイメージしてください。自動化革命の世界です。

結局のところ

そうなると、1周まわって、人間は、楽しみのために
・農業
・ものづくり
をするようになると思います。回帰現象です。バーチャルの世界も広がりますが、比例して、リアルな充足感も求めるようになると思います。

まとめ

人はやることがなくなると、悩みが大きくなっていきます。哲学的なことを考えたり、根源的なものを求めだす可能性が高い。生きる意味や働く意味を考え直し、再構築するようになるのではないか。そう考えています。今までの行動に「新しい意味」を求めるようになるでしょう。生き方にも、「新しい意味づけ」を求めると考えています。

(下記動画は上記文章をAIで読み上げさせています。人の動きもAIが自動生成しており撮影はしておりません↓)

——————————-
スキマ時間に読めるビジネスリーダーのための『経営情報Web Magazsine ファースト・ジャッジ』fjコンサルタンツ 藤原毅芳 運営 執筆 from2011