未来「見える化」ツール

ビジョンマップとは?あなたの
ビジョンマップで未来を視覚化しよう
「将来仕事でここまでできるようになりたい」「こんなチームにしたい」という漠然とした夢や目標、どのように考えていますか。頭の中でぼんやりと描いているだけでは、なかなか現実のものにはなりません。イメージがあいまいだからです。あいまいなものは、実現しない。なぜ、あいまいなことは実現しないのでしょうか。ピンボケしている写真を思い浮かべてください。
・明確に見えない
・はっきりしていない
写真を見ても将来は見えてこないでしょう。

ビジョンマップ

ひとつの方法として、明確にする手法があります。それがビジョンマップです。ビジョンマップとは、あなたが思い描く未来の姿を写真、イラスト、キーワードなどを使って視覚的に表現するツール。単なる文字の羅列ではなく、目から入る情報で感情に訴えかけるイメージで構成されています。目標がより鮮明になり、達成への意欲が自然と湧いてくる効果があります。

持続性が高い

ビジョンマップの良さは
・持続性が高いこと
です。何年前に作成しても
・覚えている
のです。

そうですね。20年近く前に作成したビジョンマップは、かなり鮮明に覚えています。実物は捨ててしまったと思いますが、記憶に残っています。何をそのときイメージしていたのか、思い出せるのです。
・ここまで仕事ができる人になりたい
と思っていたのを思い出しました。

つくり方と活用法

ビジョンマップのつくり方はシンプルです。まず、雑誌の切り抜き、見つけた画像、手書きのイラストなど、自分の将来像を自由に集めます。次に、それらを大きな紙やボードにコラージュしていきます(貼り付けます)。このとき、論理的に考える必要はありません。直感に従って、貼り付けていきましょう。

完成したビジョンマップは、目につきやすい場所に飾ってください。毎朝、それを眺める時間を設けることで、潜在意識に理想の自分を刷り込むことができます。ただ、時間がかかるので最初は見るだけでいいのです。そこでやる気を起こす必要もありません。仕事ができる自分が将来いることを想像するだけです。

まとめ

時間をかけて自分の脳にインストールしていく。この経験は必ず行なってほしいポイントです。特に、現在の自分と将来像がギャップがあるときは、無理にインストールしないこと。どこか頭の中で拒絶してしまうからです。インストールは徐々にしていくサイクルを経験し、身につけていくといいでしょう。半年、1年かかっても問題ないのです。即効性がないことほど、人は実践しません。だからこそ、人とちがう結果を出せるのです。

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『経営情報Web Magazsine ファースト・ジャッジ』運営執筆 藤原毅芳(fjコンサルタンツ) from2011