減らす企業が出てきた
採用の計画を修正する企業が出てきました。これは、全体の動きではありませんが、ひとつの事象として、とらえておきたいと感じています。
「今度の採用から大幅に減らすのは絶対命令。よっぽど優秀な人材でないと採用するなと人事部に言っている」
こう話す経営者が出てきました。SBIホールディングスです。トップがこう明言したのは、2026年3月のこと。イベントに登壇したトップがはっきりと示したのです。これ、企業の
・経営転換
が原因で、転換を決めた企業から採用を減らしている現象です。他の企業でも
・部分的新卒採用見送り(部署によって)
・採用人数4割減
・大卒7割減
という事例が目立っています。
他の要因として、AI活用を進める企業に限って見れば、
・新卒採用の戦略を見直した企業:約9割
・実際に採用人数を削減した企業:約6割
となっているようです。部分的なデータとは思いますが、変化を感じます。
長らく続いた「学生優位の売り手市場」
続いていた「学生優位の売り手市場」が変わるかもしれません。AIの影響もありますが、2月28日から始まった中東問題も影響が出てくるでしょう。控えるときは一気に控えるのが大企業の特徴。風向きは一気に変わる気配が出てきました。
現在、転換している企業はAIによる影響が大きいと考えています。今後、他の要因で転換する企業が出てくれば、情報も公開されてくるでしょう。採用抑制の事例が増えていくと思われます。
通年採用
大手企業の中には通年採用も打ち出してきました。最近だと、ニトリが総合職採用において通年採用を打ち出しています。内容としては、
・大学3年生下期:面接スタートOK
・卒業3年未満:第二新卒は内定後すぐに入社可能
・入社時期は年4回
・選考は年度内1回、翌年度に再度選考OK
となっています。広く柔軟に対応する姿勢を見せています。
まとめ
採用を抑制する企業もあれば、通年採用をする企業も出てくる。さまざまな状況にあることがわかります。現場で採用のことを聞いても
・なかなか採用できない
という声もあれば
・最近は応募が増えている
と言っている企業もあり、状況が一定ではないことを痛感しています。
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スキマ時間に読めるビジネスリーダーのための『経営情報Web Magazine ファースト・ジャッジ』fjコンサルタンツ 藤原毅芳(fujiwara takeyoshi) 運営 執筆
