高いという思い込みを捨てる

「ロボット導入なんて」と、思っている方、少なくないのではないでしょうか。たしかに、従来の産業用ロボットは本体だけで数千万円、安全柵の設置や専門のエンジニア確保まで考えると、夢のまた夢でした。その後、1000万円前後に下がり、最近だと数百万円という価格帯に落ち着いてきています。

またロボットの種類も増えました。「協働ロボット(コボット)」の登場です。安全柵不要で、一緒な空間でロボットと人が働くことができます。人が採用できない環境下にある工場などでは、採用も強化しながら、ロボット導入も検討しているのが実情です。

最近だと、レンタルやリースといった新しい普及形態が出てきます。このような選択肢が増えると、
・とりあえず試しにレンタルしたい
・リースなら導入のハードルが下がる
といったことが起こるので、普及していく可能性も高いです。

また、賃金アップも今後も続いていくので、導入する収支計算もプラスになりやすいのではないでしょうか。

ちょうどいい3つの理由

協働ロボットはメリットが大きいですね。
従来の産業用ロボットと決定的に違うのは、安全柵が不要で、特別教育なしに人と隣り合って作業できる点です。本体価格は100〜500万円と、従来型(1,000万円超)の数分の一。さらに注目すべきは、リース利用なら月額3〜15万円で導入できるという事実です。

加えて、最近はRaaS(Robot as a Service)と呼ばれるサブスクリプション型のサービスも登場していますね。新しい動きです。
・所有ではなくサービス利用のサブスク
・メンテなどは含まれる
・初期費用不要
・毎月は定額
といった特徴があります。この場合は、ロボットを資産として扱わなくてもいいので、気軽に導入が可能になります。

まとめ

協働ロボットの導入は、まずはリースやレンタルで1台導入し、最も負荷の高い工程から試してみる。そこで得た成果と知見をもとに、少しずつ自動化の範囲を広げていく。このような「スモールスタート戦略」も選択できますね。なんでもそうですが、導入の障壁は時間とともに下がっていくのが通常の流れだと感じます。

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スキマ時間に読めるビジネスリーダーのための『経営情報Web Magazine ファースト・ジャッジ』fjコンサルタンツ 藤原毅芳(fujiwara takeyoshi) 運営 執筆