「企業は社会の公器」という意識が
【薄れてきている】と感じている経営者の方が
いらっしゃいます。
特に70代の経営者に多いと感じています。
歴史を振り返ると
戦後の創業者の方々は、世の中再生のために
会社をつくった人も多いのでしょう。
そのため、「企業は社会の公器」という意識が高い。
納税義務を果たすことが会社経営の満足感にも
なっていたわけです。
いま、その意識が薄れている、と嘆いているのはなぜでしょうか。
会社の義務を果たしていないからでしょう。
納税義務にはじまり、雇用することへの意識。
ムリにする必要はありませんが、優先すべきことだと
言っているわけですね。
こうした意識を引き継ぐことは、事業承継でも
大切な内容だと感じています。