工夫改善の知恵は尽きないと
あらためて感じたニュースです。
飛行機は通常、滑走路が必要です。
滑走路を短くするには、エンジンの
馬力を上げるしかありません。
それを、非力なエンジン飛行機で
滑走路なしで離陸できるように
してしまった話しです。
210馬力の飛行機です。
滑走路をどれだけ使わないか、
という競技会があるみたいですね。
STOL(short take-off and landing)と
呼ばれているジャンルです。
軍用飛行機の中には、同じことが
可能な機体もあります。
しかし、補助的なジェットエンジンを
機体にいくつもつけています。
それを限られた動力で実現して
しまう発想は刺激になります。
この映像を見ながら連想をして
しまいました。
短ければ短いほど良い。
時間も短く、費用もかからない。
離陸から高度を上げていけば
やがて安定した軌道に乗ることが
できます。
それは、資本がある程度ないと
できない。
人がそろっていないと不可能
だと考えてしまいます。
しかし、この動画を見ながら、
そうではないな、と感じました。
非力だと思われている動力源
でさえも工夫改善をすれば
垂直的な立ち上がりが可能に
なることを。
思考の枠を広げてくれる動画です。