経営者からの相談で多いのが
【教育】と【採用】について。
そのときに、ひとつの原則を
お伝えしています。
組織の規模によって経営者の配分が
ちがうということ。
1)15人程度までは、経営者は
教育に力を注ぎます。
2)15人以上になれば、教育を任せ、
経営者は採用に力を注ぎます。
なぜ、このような基準になるのか。
それは、経営者が1)の規模の時に、
採用ばかり注力すると、経営者の
教育レベルが上がらず低いまま。
仮にいい人材が採用できても定着しない。
いい人が来なければ、不満が募るだけ。
規模が限られる時には、採用
期待せずに
教育できる範囲、
教育できる人材の幅
を広げることが優先事項なのです。
経営者の教育レベルがあがり、
それを見て、教育を任せられる人を
つくりあげる。
その段階でようやく採用に注力が
可能になるのです。
採用は、一般的な手法もありますが、
人脈を広げ、つなげることによって
ヘッドハントすることも大事な手法です。
そのために、経営者が外に出ることは
重要なことなのです。
人の採用も情報戦。
いかに情報網を構築するかにかかって
います。
同じ業界の人としか話しをしない経営者の
方は厳しいかもしれません。
他業界であっても、優秀な人がいれば
採用しにいくつもりでないと少子化に
向かう日本では採用は年々むずかしく
なるのです。
このように、段階によって経営者の
配分を変えることが経営の優先です。