行動と発言の割合がリーダーを決める
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リーダーのバランスを考える機会がありました。
がんばっているけど何をやってもうまくいかない
リーダーの方がいるわけです。
正論を常に叫んでいますが、結果が出ないのです。
「何がまちがっているのか」
「どこに気がついてもらうか」
それを考えていたところです。
まず理想的な方、
「組織を引っ張ることができるリーダー」
「結果を出せるリーダー」
「統率力のあるリーダー」
に共通する【行動】と【発言】の法則を
考えてみます。
気がついたのは、行動と発言の割合。
結果の出せるリーダーは行動と発言の
バランスがいいのです。
しかも状況によって使い分けしています。
現在は、経済の停滞期。もしくはマイナス時期。
こんなとき、リーダーは社内に変革を求めます。
そんな重要なときに
【行動】0:【発言】10
という割合でリーダーシップを発揮しようとすると
組織がまったく動かない。
動くとすれば、今までの蓄積でリーダーが尊敬されて
いるときだけ。
けっこう、発言だけのリーダーが多いです。
まったく、うまく機能していません。
理想的なリーダーは、
【行動】6:【発言】4
の割合で動いているわけです。
現場に背中を見せなければ本気は伝わりません。
言葉が先行してしまっては、上滑りしてしまうだけ。
ひどいときには、裸の王様状態。
目も当てられなくなります。
発言に影響力を持たすために、
社内で一番早く出社するリーダーであり、
手間のかかることに率先して取組むリーダー
としてポジションを築きます。
常にやる必要はありません。
部分的でいいので【率先】する場面が必要なのです。
逆も注意してください。
【行動】10:【発言】0
でも困るわけです。
部下の方々はプレッシャーを感じるだけで何を
していいのかわからなくなります。
無言の圧力は有効ですが、やりすぎると
不安→不信
に変わってしまいます。
組織が徐々に崩れていきます。
このように、バランスを意識してリーダー自身が
動きを見直すことを取組んでみてください。