経営者、リーダーの【基礎能力】は、次の3つ。

1)【経営全体を見渡す力】

2)【隠れた課題を見抜くデュアルな視点】

3)【人を変え組織を動かす統率力】

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この3つの能力がベースに必要です。

1)の【経営全体を見渡す力】と

2)の【隠れた課題を見抜くデュアルな視点】は、

知識先行型で習得可能です。

書籍やセミナーから知識を得ることによって

力がつきます。

3)【人を変え組織を動かす統率力】だけが

実践習得型の内容になっています。

知識だけでも、うまくいかず、実践にウエイトが

置かれています。

そのため、知識はあるのに、組織を動かせない

リーダーがいます。

では、どのように組織を動かす境界線は

どこにあるのでしょうか。

統率力とは、

【人を変える】→【組織を動かす】

の順番になっているので

リーダーは、まず目の前の1人を変える

ことからしか、はじまらないのです。

1人に対して影響力がない人が

組織を動かせるはずがありません。

実は、ここが境界線。

部下1人を担当したときにリーダーは

組織を動かせる人なのか、決まってしまうのです。

別な言い方をすれば、1人に対して

ガラッと【人を変える】ことができれば、

組織は、単なる人の集合体ですから

組織を動かすことが可能になるのです。

手に負えない部下、あきらめたくなる部下など

いろんな方がいますが、そんな人たちでも

【変える】ことができれば、いいのです。

これこそ、

【人に対して強い】リーダーであり

統率力が育成されるのです。

 境界線が理解できれば、あとは、そこを

乗り越えるために、目の前のことをやるだけ。

実践型でしか習得できない能力は、このように

優先順位を間違えず、短期間で習得したいものです。