顧客への【ひと言】で信頼を失う会社が

あることは、よく理解されています。

しかし、社内、部署内でのリーダーの

【ひと言】でメンバー(社員)の信頼を

失っていることに気がつかない人が

多いのはなぜでしょうか。

信頼を失いやすいトップ、リーダーの特徴は、

思ったことをすぐ言葉に出してしまうこと。

そして、

【自分のことは棚に上げて】

発言していることが多い。

さらには、

【責任を転嫁している】

ように見えてしまっています。

では、どの部分が

【発言の意図】と【信頼を失う】

ズレになっているのでしょうか。

失敗しがちなのが、モチベーションを上げようと

するときに、【比較】をしてしまうこと。

人の比較であったり、部署の比較であったりします。

具体的には、

「こんな低レベルの人がいるから、・・・」

「この部署のせいで、こんな結果になってしまった・・・」

など。

モチベーションを上げる意図が

単なる批判

になってしまっているのです。

しかも、無責任な批判に聞こえてしまっています。

【鼓舞するつもりが信頼を失っていた】

という現象です。

この場合、お互いに悪意はないのでやっかいです。

正しいことを伝えているにすぎません。

しかし、受け取り側がどのように感じるかが

すべてです。

トップ、リーダーは発言する前に、この内容を伝えたら、

どう受け止められるのか、

想像してから話すようにしたいとことです。