会社では新しい取り組みをスタートすることが
よくあります。
プロジェクト、キャンペーン、制度、評価、
システム、日報、書式
などの取り組みです。
経営者、幹部、リーダーは、会社を成長させる
ために、こういった取り組みに着手します。
では、新しい取り組みは、
【どのくらいの期間】で
【どういったプロセス】で
定着していくのでしょうか。
新しい取り組みを社内に導入するとき
【導入(告知スタート)】
↓
【定着しはじめる】2割
↓
【定着が感じられる】5割
↓
【おおよそ定着する】8割
のプロセスが存在しています。
それぞれの定着の期間は、目安として
【導入(告知スタート)】
↓ 6ヶ月間
【定着しはじめる】2割
↓ 6ヶ月間
【定着が感じられる】5割
↓ 6ヶ月間
【おおよそ定着する】8割
になります。
ほぼ社内に定着するまでに、1年半から2年間
かかるものだと考えればまちがいありません。
重要なのは、【最初の半年間】。
なぜなら、
「半年後には今の取り組みをあきらめて、また、
新しい取り組みを言い始めると思いますから」
と思っている人もいたり、
せっかく導入を試みた新しい取り組みに対して
「半年間、黙っていればフェードアウトしてなくなるはず」
と思っている人がストッパーとなるからです。
最初の半年間で、リーダーがあきらめず
定着に向けて確認、フォローをしていくかが
定着の分岐点なのです。
リーダー層の本気度を示す期間でもあると思っています。
ポイントをはずさないよう、最初の半年間を
乗り切るための理解度とフォローが求められています。