営業の世界では【マネージャー】と【プレイヤー】を
兼任している人は多いです。
よく話題になるのが、
「自分の成績も上げなければならないので
時間がありません」
という問題。
中には、「マネージャーをはずしてください」
と弱音が出てしまう人も少なくありません。
では、プレイングマネージャーはどうすればうまくいくのか?
この問題は、時間の配分で解決できます。
通常は
【営業】7:【マネージャー】3
くらいの配分で仕事をしていることが多いです。
これですと、営業として個人の成績は達成できますが
マネージャーとしての部署成果は未達になってしまいます。
理想は、
【営業】3:【マネージャー】7
の配分。
3割の配分で個人成績を達成できるように
するわけです。
「そんなことは、できるはずがない」
という声が聞こえてきそうです。
確かに、今までの延長で仕事を組み立てたら
3割の配分では不可能です。
だからこそ、思い切った仕事内容の変革が
プレイングマネージャーの最初の仕事なのです。
効率を極めるために、省くことをすべて考えます。
最も省くことができるのが、【移動】の時間と距離。
他の伝達手段でできることは、代用します。
他にも、人に任せることができることは、
すべて任せてしまう。
事務処理は、人に邪魔されない時間と場所で行う。
事務所にいれば、電話がかかってきますし、話しかけられたり
するのは防ぎようがありません。
売上見込みを今までの3倍確保することも必要かもしれません。
中には、年間の売上見通しを4ヶ月で終えてしまう人もいるくらいです。
配分を
【営業】7:【マネージャー】3
↓
【営業】3:【マネージャー】7
レベルへ移行することがマネージャーの成長です。
ひとつの成長指標と認識してください。