まだ見ぬ将来へ新しいページを書きこんでいくことが経営。
そのためにも、過去分析は必須。
その中でも、データ分析について考えます。
会社は、売上•利益データが存在しています。
これを集計して、計画を立てたりしています。
その時に、何を分析し、今後にどう活かすのか?
個人レベルであれば、
過去からの推移を見て増減がわかります。
がんばったのか、手を抜いたのかは、自分では
すぐ理解できるはずです。
また、新しいチャレンジがうまくいったり、
失敗することもあるでしょう。
個人は、過去の行動を見直し、今後
新しい行動を起こすことがメインの目的です。
個人には、右肩下がり、現状維持はありません。
常に、成長拡大を目指し、自己チャレンジしかありません。
個人に限界はありませんので過去を超えることだけを考えます。
特に、40代に入ってからは、意識しなければ成長はないでしょう。
では、経営においては、どうなのか?
過去データは、将来を考える踏み台でしかありません。
◆パターン1
過去データをもとに、過去の延長線上で計画をする。
◆パターン2
過去データを一切無視して理想の売上、利益、取引先構成を
考えて計画してみる。
◆パターン3
現在のビジネスに関連する中から新規事業を考える。
経営は、個人と違って【大きな飛躍】ができます。
その種を見つけるのが過去分析。
異常値に敏感に反応し、そこから
想像→創造
まで飛躍させられるのか。
異常値には、実は
【自社の強み】
が隠されています。
たった、1件の問い合わせからも、【きっかけ】があるのです。
そのために、膨大な過去データと対面し
ひとつずつ、わかるまで、理解するまで、納得するまで
探す作業なのです。
この連続的な思考が将来を形作ります。