定点観測から将来予測をする
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現状の景気を判断するには、様々な視点で見ることが
求められます。
そこには、データを分析する、という行為だけでなく
【定点観測】
で観察し、変化をとらえることも含まれるのです。
簡単な方法なのでお伝えしておきます。
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本屋の定点観測について。
雑誌は時代の流れをあらわしています。
【記事の内容】
がどのように変遷したのか見て行くのも
ひとつの方法です。
古本屋で数年分を見渡すのもいいかもしれません。
もう一方で
【雑誌の厚さ】
の観察対象です。
広告の出稿量の増減が手に取るようにわかります。
メンズファッション系雑誌
などは、最盛期の約半分になっている雑誌も
見つけることができるでしょう。
飛行機の機内誌も同じです。
販売用の雑誌がありますが、これもだんだん
薄くなっています。
逆に厚くなってきている雑誌が
自転車(サイクリング)系
です。
ちょっとしたブームですね。
自転車が増えれば、店舗にもそれなりの
対応が求められます。
また、新しいビジネスも生まれるでしょう。
保管場所に困っている人も多いので
自転車販売だけでなく、保管までサービス提供する
会社が増えるのが予想されます。
アパートやマンションでも、玄関内に
自転車保管スペース(土間)をつくることにより
人気が出る可能性が高まります。
このように、ひとつの変化から類推して
将来のビジネスを予測していくことが
今後の経営では最重要になると考えています。