そろそろ、4月からの新入社員の方の
研修がはじまっている会社もあるようです。
以前、新人の方から
「不安です。どうなっていくのかわからないので」
と聞かれたことがあります。
仕事をしていく社会人として
どんな経験を積んでいけばいいのか
どんな能力を身につければいいのか
何を選択していいのか
がわからないのです。
一般的な答えとしては
社内の先輩を見て、もしくは先輩から聞いて
模範となる経歴を理解すること。
そして、計画的に歩む事、
となるでしょう。
「キャリアプランを立てる」
と言っているかと思います。
しかし、それだけが正解でもないのです。
そこが世の中のおもしろいところですね。
では、何が必要なのか?
それは
【偶発性を計画すること】
なのです。
どうしてかと言えば
【キャリアの80%は予期しない偶然の
できごとによって形成される】
という説があるからです。(出典参考)
「えっ!8割も偶然に左右されるということ?」
と解釈しがちですが、そうでもありません。
◆チャンスは、いつやってくるかわからない、
→偶然に起こる
◆チャンスをつかむことができるか?
→偶然のチャンスを拾えるように準備しておく
と解釈するのです。
チャンスを拾うための準備と計画は
1.好奇心[Curiosity]
2.持続性[Persistence]
3.柔軟性[Flexibility]
4.楽観性[Optimism]
5.冒険心[Risk Taking]
が必要とされています。
シンプルに考えれば
はずかしがらずに反応する好奇心、
めげずに何度もチャレンジ。
ありえない、と思うことも受け止める。
やればできるはず、いつかは、と考え
時には大胆に振る舞うこと
と言えますね。具体的には、
新しいこと
気になる場所
面白い人
を見つけたら敏感に反応し
面白がりながら出向いていく
ことなんです。
まわりに下記のような人はいませんか?
失敗に鈍感、
成功にも鈍感であり、現状に満足せず
たぶん「できるんじゃない」と
根拠のない自信を持っている人。
まわりからはフラフラしているようにも
見えたりします。
でも、そんな人がチャンスに巡り合う
確率が高く、チャンスをものにしてキャリアを築いて
いくんですね。
知っておくと、道が開ける可能性が
高くなると思います。
一度記憶にとめておいてください。
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計画的偶発整理論
(Planned Happenstance Theory)
プランド ハプンスタンス