fjコンサルタンツ 経営情報Blog

〜不利な状況でも経営を加速させる原理を公開〜

決める人は少人数で

 意思決定というのは、

【最終決定は少人数で】

というのが原則です。

というのは、最終決定の時に人数が多くなると

【決定される内容が当たり障りのない内容】

になってしまうからです。

たとえば、先日業績発表の場で

「製品力がなかった」

とコメントしたNEC。

携帯電話での業績分析を製品力の低さとして

報告していました。(http://goo.gl/eJsJN) 

これも、最終決定時に人数が多く、無難な

製品に落ち着いてしまったことが要因だと

思われます。

iPhoneがはじめて出てきたときに、携帯電話の

技術者が対談した記事を読んだのを思い出しました。

「このくらいの技術ならつくることができます」

と言っていたのです。しかし、iPhoneを越える商品が

出てこないのを見ると、技術力ではなく、他の要因が

邪魔をしているのでしょう。

逆に独創的な商品が出てくる会社には

いい意味でのトップダウンの会社。

たとえば、

最近では、スズキ自動車。

「ソリオ」の特別仕様車は軽自動車にもかかわらず

180万円という価格。

それが、若年層の顧客を広げ、売れています。

白と黒の2色しかない特別仕様車。

思い切った決断です。

最後は、社長が決断できるのでしょう。

このような会社の特徴は、組織編成を見てもわかります。

独創的な商品が出てくるときは

【開発室(デザイン室)が社長直下】

に移動しています。

自由にやらせて、しかも、リスクはすべて

社長がとってしまうのでしょう。

だからこそ、他社に先駆けて斬新で独創的な

商品・サービスが生み出されるのです。

商品開発は、客観的な分析を元に進めるのは

原則ですが、最後大胆な手を打つときは、

少人数で決済しなければならないことを

覚えておくべきでしょう。

藤原毅芳写真
この投稿記事を書いたのは経営コンサルタント  藤原毅芳 fujiwara takeyoshi (fjconsultants)
1971年生まれ 鎌倉市在住 fjコンサルタンツ代表 一般社団法人暮らし振興支援機構理事 単著8冊、監修1冊、海外翻訳出版1冊、講師として宣伝会議の『マーケターのためのPDCA実践講座』などで継続的高評価を受けている。2021年大手都市銀行シンクタンクの法人会員限定雑誌に『売れる仕組み〜マーケティングの基本』を執筆。『この世に残るべき企業を支援する』を軸とした考えで経営の現場で課題をスピード解決し企業を発展させている。公式Webサイトhttps://www.fujiwaratakeyoshi.jp/