顧客の年齢によって価値観がちがいます。
ざっとおさらいすることも大事なので
気になるところをまとめておきます。
まずは、家電。
生活の便利さ、家事軽減は、家電の発達普及に
大きく結びついています。
取り上げたのは、家電メーカーのサイト。
ここでは、生まれた歳を入力すれば
その当時に発売された家電製品がわかります。
確認しておきたいのは、製品ではなく、
【どこまで便利だったのか、不便だったのか】
ということ。
手間がかかっていた部分を知っておくことで
その人の価値観が見えてくるのです。
現在では、不便なことをコツコツを実行する
人を見れば、やはり、育った年代の影響が
そこにあらわれるのです。
不便が当たり前だったのですね。
30歳代の方と言えば
1973年(昭和48年)から
1982年(昭和57年)生まれ。
他に影響の大きなことと言えば【教育】。
1980年から実施された「ゆとり教育」が
大きな区分けとなっています。
今年32歳になる方以下の方は、この
ゆとり教育の影響を受けているわけです。
また、30代は出生数の差が年によって大きい。
1973年が209万人
1982年が151万人。
http://goo.gl/uUoBK
これを見ると、30代前半と30代後半では
まったく価値観がちがうのでは、と予想
できるのです。
兄弟姉妹の人数や、学校での1クラスの人数に
大きなちがいが出ているはずです。
人数のちがいが、自立心と依存心のバランスに
影響を与えているはずなのです。
このように30代をひとつのグループと見るのでなく、
せめて、前半と後半に分けてとらえることが必要ですね。