ビジネスにおいて言語能力は、ないがしろに
されることが多いと感じています。
長年一緒に仕事をしているのだから、「語らなくても
わかるだろう」、という 感覚が強いようです。
しかし、「察してほしい」という感覚だけでは
組織は動きません。
ビジネスには、明確な到達点があるからです。
到達点に向かうために、ひとつの方向に
向かなければなりません。
そのためには、
【さまざまな意見を持った】
人たちに同じ所を見て、目指してもらわなければ
ならないのです。
そのためには、
1)どこに向かうのか
2)なぜ、そこに向かうのか
3)そのためには、何をするのか
4)具体的に、一人一人はどう行動するのか
ということを【言葉】を通して理解してもらうしか
ないのです。
リーダーは、理解を深められるような
【言語能力】
が必須なのです。
言い換えれば、
【理解①】→【理解②】→【理解③】・・・
という理解の連鎖を構築できる能力のことです。
どこから理解してもらうのか、
その次には、何を理解できるのか、
という理解の連鎖が相手の納得になっていきます。
論理的になる、ロジックを勉強する、フレームワークを
知っておく、ということが取り上げられますが、
私には、理解の連鎖だと感じています。
このビジネスにおける
【言語能力→理解の連鎖構築】
をぜひ身に付けていただきたいです。