企業がメーカーとして、広告として出したものが
その意図とは、全く違う用途で使われることが
あります。
また、その用途が勝手に広がり、ヒットになって
しまうこともあるのです。
これ、【マーケットは顧客がつくっている】ことを
あらわしていますね。
例えば、食器乾燥器。
このユーザーボイスを見てみると、食器を乾燥させる
のではなく、
「模型製作を趣味とされている方には最適です。
塗装後の強制乾燥機として、かなり使えます・・・」
という声が多数あがっています。
専用品より安価で使いやすいことが口コミで
広まった模様ですね。
もうひとつの事例がオシャレな洋服メーカーが
つくったアプリ。
写真とポエムを組み合わせられるオシャレなアプリの
意図だったのですが、なぜか【大喜利】合戦へ。
ダウンロード数も目標が1万ダウンロードだったのが
26万ダウンロードまで到達。
おしゃれなアプリが、おもしろおかしく扱われてしまって
います。
このように、マーケットは、顧客が創造していってしまう
ものだと感じる部分です。