営業さんの日報や週報などの報告書を
見る機会は多いが、その内容の差に
大きな差があることに気がつきます。
何がちがうのか。
それは、ヒアリング能力の差による
聞き出す内容の差のこと。
ある営業さんの報告書では、
・観察結果
が書き記されていました。
見て、気がついたことを書き出している状態。
いわゆる営業さんの一人前のレベルといえます。
その上の結果を出している方は、どうなのでしょうか。
報告を見てみると、会話形式のカギ括弧が多いことに
気がつきます。
お客様の声が直に書かれてあるのです。
「・・・・」と言われてました、と書いてある。
また、その内容が、『ここまで本音を聞き出しているんだ』と
感心するぐらいお客様をつかんでいる。
やはり、ここまでやる方ほど、成績は良い。
頭ひとつ抜き出ている。
マンネリで仕事している人は、ヒアリング能力が
伸びない。
どうやったら聞きだせるのかを常に考えて
工夫改善をしている人だけが到達できる境地。
こうした部分が営業の職人技といえます。