乱売競争のツケから脱却できるのか
- 更新日:
- 公開日:
軽自動車メーカーの話です。
3年前までダイハツとスズキがシェア争いを
激しくしていました。
そのため、販売店で登録だけする車輌が増加。
在庫過剰になってしまったのです。
それが、最近よく見かける
「軽自動車 新古車販売」
につながっています。
わずか数キロしか走っていない新古車が
新車の3割引きで販売されています。
そのツケが新車販売台数に影響するのは
当たり前です。
わかっていても、当時はやめられなかった
のでしょう。
現在、2社とも激しい競争はせず、販売台数を
減少させながら、在庫調整をしているように
見えます。
スズキに限って言えば、新車販売台数は
19ヶ月連続でマイナス(前年同期比)。
予想より大きな痛手を受けています。
市場の大きさが拡大する時にはなんとか
なったかもしれませんが、現在市場は
拡大していません。
市場の大きさと供給量を考えるべきでした。