今まで金属の部品でしかつくられなかった
自動車などのエンジンが部分的に
「樹脂化」
される目処がたったようです。
耐熱性やコストの問題で樹脂化が困難だった
エンジン部品。
「エンジンブロックやバランスシャフトの歯車、
ターボチャージャーの吸気ダクト」
から樹脂化されるようです。
自動車にとってエンジンは重量物にあたります。
車体重量の1割をエンジンが占めているのです。
そのため樹脂化によって、思い切った軽量化も同時に
実現することができる。
2000CCエンジンで約40kgの軽量化になり
燃費も3%向上するようです。
樹脂化の実現は2020年頃と予想されています。
実現されることによって、業界も変化します。
自動車部品メーカーは入れ替わることになるでしょう。
技術の革新は、こうしてメーカーの淘汰と新規進出の
動きを同時に起こさせるものなのです。