タイムバンキング制度とは
「時間」を流通単位とした経済システム
(相互扶助の仕組み)のこと。
具体的には、
「1 時間の奉仕活動に対し1タイムクレジットが与えられ、
受け取った者はこ のクレジットを使用してイベント参加や
インターネットカフェ、ジム、講座の受講等 地域内で他の
サービスを受けたり、他のメンバーから手助けを受けることが
できると いうもの」
である。
ようするに、ギブした時間分だけ他のサービスが受けられる
ということ。
目新しい制度ではなく、30年以上前から体系化
された内容である。
実際海外では、下記のような結果を出している。
「タイムバンキングを導入した地区では、
地域に人のつながりが生まれ、活力が増 し、
犯罪率が低下、人口の流出も止まっている」
(英国:ウェールズ)
日本でも地方で取り組まれている。
結果は良好らしい。
「中山間地に必要なのは共助を取り戻すことであり、
タイムバンキングがその有 効なツールであるという
可能性は本研究を通じ得ることが出来た。」
とある。
相互扶助が薄くなっている現代においては
タイムバンキング制度を核として「お互い様」の
つながりが広がるといえます。
他にも応用できる制度ですね。
【出典】
http://www.mlit.go.jp/kokudoseisaku/kokudokeikaku_fr8_000046.html