【fjコンサルタンツ365日Blog:3352投稿目】
大学生の半数以上が
「読書時間ゼロ」
という調査結果が発表されました。
読書時間ゼロが半数を越えるのは初めて。
調査は約1万人に行っており、電子書籍も
読書に入っているとのこと。
ただ、どのような本が読書とみなすのかは
個人ごとの判断に委ねられている調査結果です。
これと同時期に、漫画の電子書籍が紙(単行本)を
上回ったというデータも出ています。
漫画全体の売り上げ(単行本+電子書籍)は
3377億円であり、前年比0.9%減となっています。
ただ、無料で読める漫画の問題があるので
実際に売り上げ減をそのまま受け止めるわけには
いきません。
大学生の読書時間ゼロもそのまま受け止めると
カン違いを起こしそうです。
というのも、読書以外の行為で読書と似たような
行動は増えていると予測しているからです。
じっくり1冊の書籍を読む行為は減っていても
文字を読む行為は時間的に増加しているはずです。
コンテンツとして書籍の魅力が下がっているという
予測も立つのではないでしょうか。
【出典】
漫画単行本、電子版が紙を上回る 市場全体は0.9%減:日本経済新聞 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO27390720W8A220C1000000/
大学生「読書時間ゼロ」半数超 実態調査で初:日本経済新聞 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO27402030W8A220C1CR8000/