【fjコンサルタンツ365日Blog:3359投稿目】
https://www.marinetraffic.com/
世界中の船の航行がリアルタイムで
表示されるウェブサイトがあります。
この仕組みは、
自動船舶識別装置(AIS)を搭載した
船舶が発信するデータを集計しています。
このAISは衝突を防ぐために大型船には
設置が義務つけられている装置です。
それぞれの船が今後通るであろう航路も
表示できるのです。
過去、地中海で発生した事故の救援に
向かう船舶の軌跡が下記動画で見ることが
可能です。↓
海運は港付近に住んでいない人にとっては
馴染みが薄いですが、生活には大きな影響を
与えています。
このWebサイトを見れば、その数を実感
します。
歴史を紐解けば、海運の主導権を握った
人と国が覇権を取ってきました。
海に囲まれ、輸入でエネルギーをまかなって
いる日本にとっては生命線でもあります。
最近では陸送が限界になり、国内でも
海運が再評価されているのも事実です。
これからの時代、運送、配達などの
ロジスティクスは注目すべき業界です。
その1つが海運ということになります。
海運の歴史を振り返れば、面白い
ことに気が付きます。
コンテナという規格が海運の歴史を
塗りかえました。
飛躍的に運搬量を増やすことができ
積み下ろしの時間が短縮されたのです。
コンテナの大型船は素人の想像を
越えた量を運んでいます。
世界最大級ですと一度に2万個のコンテナを
運ぶことができるのです。
時間はかかりますが、効率の良い手法だと
いうことです。
経済は人とモノが移動することで成り立って
います。
歴史ある海運は更なる効率を求めながら
残っていくことでしょう。