【fjコンサルタンツ365日Blog:3457投稿目】

新卒採用とは

新卒採用の時期が来ています。

新卒採用という方式があるのは

日本だけです。

通常、海外では大学や高校を出ても正社員で

採用されることはありません。

アルバイトをしながら、もしくは臨時採用で

仕事を覚えていくしかないのです。

日本の新卒採用は真逆です。

新卒で正社員入社でき、そこから教育期間

設けられています。

教育の期間と教育システムを問われている

最近は売り手市場なので

「教育期間はどれくらいありますか」

「教育のシステムは整っていますか」

といった質問が学生側から投げかけられる

ようになっています。

ほかにも

「有給休暇はどの程度取れますか」

などのような待遇面も詳細に質問してくる

のが特徴です。

これを頭ごなしに否定することは採用の

ミスにつながります。

興味があるから質問してくる

処遇、待遇面を詳細に質問してくるのは

興味があるからなのです。

本気で検討したいから詳細まで質問して

くるのです。

となると、会社側は自社の魅力をどのように

表現していけばいいのでしょうか。

採用は学生に対するセールスと同じです。

魅力を理解しやすく伝えるプロセスなのです。

自己開示の方向で

処遇、待遇面だけでなく、実際の社風も

開示していくことです。

「なんでも開示しますよ」

というスタンスがかえって好印象につながります。

マイナス面を隠す必要はありません。

ウェブや求人票に掲載するときも

本当のことをさりげなく表現した方が

かえって目立つというものです。

会社の透明性が求められている

先輩や上司が厳しいのであれば、それを

隠す必要はありません。

仕事を覚えさせるために厳しい上司がいる

というのも本気で仕事を覚えたい学生に

とってはメリットになるからです。

あくまでも仕事面についてきちんと

伝えることです。

仕事以外のことばかり表現する会社もありますが

それだけではかえって不信が出ます。

仕事の時間における不安を払拭してあげる

ことなのです。